共働きのワンオペ育児に疲れたママへ!原因と今すぐ楽になる方法9つ

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子どもを育てながら夫婦共働きで家計を回す人は増えてきています。そんな中、共働きでもパパの助けが借りられず、ワンオペ育児をして毎日休む間もなく動いているママは本当に多いですよね。この記事を読もうとしているあなたも、まさに今ワンオペ育児で悩んでいませんか?

ワンオペ育児に疲れた状態が長く続いてしまうと、取り返しのつかないことになるケースも。共働きのワンオペ育児で疲れてしまう原因、注意すべき2つのケースと他のママの声、今日からできるワンオペ育児を楽にする8つの方法などをまとめましたので、ぜひ読んでくださいね。

共働きのワンオペ育児で疲れてしまう原因5つをチェック

毎日仕事に育児に家事の繰り返し。精神的にも肉体的にも参ってしまいますよね。「共働きでワンオペ育児」と聞いただけでも疲れてしまいそうですが、ここで改めてなぜワンオペ育児が疲れてしまうのか、その原因を5つまとめました。

①育児や家事から逃げられない

家事に悩む女性

共働きでワンオペ育児をしていても、毎日確実に育児と家事をこなしていく必要があります。「今日は疲れたから明日やろう!」が許されない世界なのがワンオペ育児です。1日でも抜けたらあとが大変。倍になってツケが回ってくるんですよね。なんかの罰みたいじゃないですか…?

ワンオペ育児ではこうした「毎日やらなければならないタスク」が大量にあるため、肉体的にはもちろん精神的にも疲れてしまうのです。脳が休まらないんですよね。

②時間通りに物事が進まない

共働きでワンオペ育児をしていると、時間管理がうまくできないことが日常茶飯事です。「この時間帯はこれをやるぞ!」と計画を練ったのも束の間、子どもが起こすハプニングで計画変更を余儀なくされることが起きてしまいます。

とくに子どもが小さければ小さいほど、何が起きるかは予測不可能。準備万端で「さあ家を出るぞ!」と思ったタイミングで転んで怪我をしたり、牛乳をこぼして全身着替える必要がでてきてしまったり…。

私も以前、保育園に行こうと子どもに靴を履かせたあとに顔を真っ赤にし始めて、何事かと思ったら盛大にウ◯チをしてしまいガッカリしました。

こうした突発的な出来事に対処していると、知らず知らずのうちに疲れがたまっていくのです。ワンオペ育児だと頼れる人もなかなかいないため、全てを自分で背負い込まなければならず、疲れる原因となってしまいます。

③思いがけない事件が起きる

ワンオペ育児をしていると、予想もつかないことがたくさん起きます。子どもが飲み物をこぼした、お皿を割ってしまった、鼻血が出て服が盛大に汚れてしまったなど…私も何度も経験しています。

しかもワンオペ育児の場合、こうしたハプニングに1人で対応しなくちゃいけないんですよね。1日の始まりからかなり疲れてしまい、イライラが募ることもしばしば。子どもが何かやらかさないか常にピリピリしている状態なので、気が張って疲れてしまうのです。

④職場など周りの人に迷惑をかけてしまうストレス

共働きでワンオペ育児をしていると、必然と職場や周りの人間に頭を下げることが増えませんか?子どもが熱を出して休まなければならないときや、保育園のお迎えがあるから残りの仕事を周りの人に頼むときなど、申し訳ない気持ちでいっぱいになることが多いと思います。

自分ではもっとガツガツ働きたいと思っていても、育児をしているとそうもいかないですよね。このように「周りの人に迷惑をかけてしまうかもしれない」と思いながら働いている状況は思いのほかストレスを感じてしまい、精神的に疲れる原因になってしまうのです。

⑤自分の好きなことができない

育児、家事、仕事を両立しはじめてから、趣味など好きなことはできていますか?忙しい毎日を送っていると、自分の時間をなかなか取ることができず、いつの間にか心が殺伐としてしまいがちです。

毎日が忙しくても、気分転換ができる時間があれば気持ちもまた違います。自分の好きなことをできない時間が続いてしまうと、疲れが積み重なってしまうのです。

【要注意①】共働きのワンオペ育児に限界が来て「うつ」になる場合も

共働きでワンオペ育児が長く続いてしまっていると、突然ワケもなく涙が出てきたり、何もする気力が起きなくなってしまったり、朝が来ても布団から出られないといったことが起きてしまいます。

この状態は「うつ」の一歩手前であり、非常に危険な状態です。うつになると正常な判断ができなくなってしまい、取り返しのつかないことになる可能性も十分にあります。

実は同じような状態になっている人は他にもたくさんいるのです。ネットのみんなの声を一部拾ってみました。

私も昔、イヤイヤ期2歳の育児と、妊娠中が重なって、かなりメンタルやられていたときがあります。妊娠中ってすごく落ち込む時期があるんですよね。マタニティーブルーで、毎日感情の起伏が激しかったです。

あるときは機嫌が良く、あるときはネガティブなことしか考えられませんでした。旦那の助けはおろか、実家に頼ることもできず、ひどく疲れ切ってしまっていました。あと一歩のところで「うつ」になっていたと思います。こういう状態になると子どもに手を上げてしまいそうになりますし、子どもは怯えて問題行動を起こようになりかねず、かなり悪循環なんですよね。

前述しましたが、ワンオペ育児は代わりがいないから家事育児から逃げることができません。逃げ場がないのは本当に辛いものです。睡眠不足も長く続くと正常な判断ができなくなり、うつになりやすくなるのです。

ちなみに、1日4時間半程度の睡眠が5日間続くと、うつ病患者と似たような脳機能の変化がみられるとのことです。

引用:睡眠不足で情動不安定や抑うつに~サイエンスポータル|科学技術新興機構より引用

そしてTwitterなどのSNSだけではなく、Yahoo!知恵袋にも悲しい声が。

フルタイムで働き始めてからは肉体的にも精神的にもきつくなってきました。朝6時に起きて夜中の2時就寝。家にいる時は常に家事と子供の世話をしてます。子どもが手がかかるタイプの子で、ちょっとした事でもすごく時間がかかります。

しんどすぎてイライラしたり泣きそうになってると旦那は「イライラするのやめろ」と文句を言ってきます。私が反論すると「俺は稼いでるんだから」「お前に1日〇万稼げるか?」と怒ります。もう疲れました。

ギャン泣きする子供を見てなんとも言えない不快な感情がふつふつ湧いてきたり、ベランダで洗濯物を干してる時に(今飛び降りたら楽になれるな)とか思ってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?しんどくてたまりません。

Yahoo!知恵袋の家族関係の悩みより引用

もう見てるだけでも辛いこの知恵袋の記事。唯一の理解者であるはずの旦那さんに辛いと伝えているのに、突き放されてしまったらもう悲しいを通り越して怒りですよね。

このように、あなただけではなく共働きでワンオペ育児をしている人は誰にだってうつになるリスクがあります。慢性的に疲れた状態になっていると、正常な判断もできなくなってしまうのです。

【要注意②】共働きのワンオペ育児で疲れたと感じ離婚に発展することも

離婚届

これまで仲良かった夫婦でも、共働きのワンオペ育児生活がはじめると途端に夫婦仲が悪くなってしまうケースもあります。実際に共働きでワンオペ育児をしていたママが離婚を考えていることについて、ネットの声を拾いました。

共働きでワンオペ育児でも、パートナーの感謝の気持ちが少しでもあればなんとか頑張ろうと思えるもの。しかし、「家事育児を押し付けている」態度はかなりイライラしますよね。ワンオペ育児の中には服の洗濯や、食器洗いなど、夫の分の家事を担う人もいます。そういう状況であればさっさと離婚したほうが負担が減ると考えてしまうのも無理はありません。

旦那さんが身近にいるのにも関わらず、家事育児が期待できない状態はかなり苦痛です。この状況が長く続いてしまうと、「旦那はいる意味あるのかな?」といった考えになってしまい、離婚がチラつくようになるのです。

共働き、ワンオペの方、旦那さんに愛情ってありますか?離婚したいと思いませんか。同じ気持ちの方と語り合いたいです。

夫は土日も含め出張ばかり。私もフルタイムで働いているのに、夫は家にいないので、家事育児全て私。夫に対して憎しみしかなく、離婚したいが、子どもが小さいので我慢している。しかし、先が長く毎日絶望感の中でただただ、こなしているだけの毎日です。毎日、何も楽しくない。

Yahoo!知恵袋の家族関係の悩みより引用

共働きでワンオペ育児をしていると、自分の時間も持てず毎日が単調で何も楽しくないと思う傾向も強くなります。1人で家事も育児もこなしていると、「なんで私ばっかり…」とネガティブな感情が湧き上がってきてしまい、しまいには怒りの矛先が旦那さんのほうに向いてしまいます。

愛し合って結婚して子宝にも恵まれて幸せのはずが、ただひたすら同じことの繰り返しでつまらない毎日。使えない旦那さんに対してイライラが募り、一緒に生活することも難しくなってしまうのです。

今日からできる!ワンオペ育児が楽になる9つの方法

共働きでワンオぺ育児が続いてしまうのは、精神的にも肉体的にも辛いもの。疲れもピークに達し、うつ状態になったり離婚問題に発展したりと、まったくいいことはありません。

とにかく日々の生活を楽にするのが一番!ワンオペ育児に必要な楽する方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

①【掃除・洗濯】時短家電をフル活用

今は便利な時短家電がたくさんあります。共働きでワンオペ育児をしている人は、パートナーの助けが借りられないので、時短家電に頼っている人も多いです。

床だけ片付けておけば自動で掃除してくれるルンバ。洗濯機を回したらあとは畳むだけでOKの洗濯乾燥機。食べ終わった食器を乾燥までしてくれる食洗機。必要な具材や調味料を入れたらボタン一つで調理してくれるホットクックなど…。

これら時短家電は初期費用としてちょっと高く感じるかもしれませんが、導入したらコスト以上の価値を生み出してくれます。数万円はしますが、その金額で1〜2時間の時間が生まれるのであれば、数週間でペイできる気がしませんか?

ワンオペ育児はある程度の出費をして時間を捻出することも必要です。まだ導入していないご家庭はぜひ時短家電の購入を検討しましょう。

②【買い出し】宅配サービスをフル活用

共働きでワンオペ育児をしている場合、日々の食料品の買い出しもすべてママが担うことがありますよね。重たいものや、卵など持って帰ってくるのに気を使うものなど、子どもと一緒に行くのは非常に大変です。

そこでぜひおすすめしたいのが宅配サービスの利用です。食料品やティッシュなどの日用品の買い出しの手間をグッと省けますよ。とくに生協系の食材宅配はスーパーさながらの品揃えで、必要なものはほとんど購入することができます。重労働である必需品の買い出しは宅配サービスに頼んで楽しちゃいましょう。

③【ごはん作り】超簡単な料理キットで思いっきり楽をする

便利な料理キット

便利な料理キット

ただでさえ時間がない共働きのワンオペ育児。仕事から帰ってきたら子どもたちの分だけでも夕飯は作らなければいけません。けどせっかく夕飯を作ったのに、好き嫌いがあって食べてもらえなかった経験ありませんか?

そんなときは「時短」と子どもの「完食」が叶う料理キットを使うのがおすすめ!今やワンオペ育児の必須アイテムでもあるミールキットには子ども用も登場しており、子どもの味に合わせて完食できるように作られているんです。

もちろん、キットなので野菜を切ったり調味料を量ったりの手間は一切不要。外食チェーンなどを手がける「ワタミ」が運営する「パクモグ」のミールキットは、ちゃちゃっと20分程度で用意できて、なおかつ子どももおいしそうに食べてくれるので感動ものですよ。

パクモグのシチューとサラダを食べる娘

しかも子ども用のキットですが、大人も一緒に食べることができるのもありがたい!栄養をしっかり摂れば、疲れにくい身体になって、イライラも減るので、共働きでワンオぺ育児で毎日がんばっている方はぜひ簡単な料理キットを試してもらいたいです。

そんなミールキットでも作るのは嫌!といったときはレンチンでササっと美味しく食べれる冷凍幼児食がおすすめです。冷凍といっても管理栄養士やシェフが監修した幼児食もあって、うちでは疲れたとき、時間がないときに大助かりのアイテムになっています。

以下の宅配幼児食のランキングページで詳しくまとめているので、良かったら参考にしてみてくださいね。

冷凍宅配幼児食・弁当の比較ランキング12選!食べ尽くした我が家のおすすめ!
このページでは私が利用した中で、1歳からでも食べれて、人気が高い&おすすめの子供用の宅配幼児食や弁当をランキング形式でご紹介します。今回紹介するランキングは、我が家の体験をもとに構成・作成しています。過去の私のように幼児食に関してお悩みの場合は、参考にしてもらえると嬉しいです!

④【お風呂】1日飛ばしちゃう

ワンオペ育児でかなり重労働なのが子どもたちをお風呂に入れること。体を洗った後にタオルで身体を拭いたり、髪を乾かしたり。なかなか着替えてくれない時は「キーッ」となってしまいませんか?

こういう時、よほど汗をかいてない日以外は、お風呂は必ず毎日入る必要はありません。お風呂を1日飛ばすだけでも30分〜1時間くらいの時間が生まれるので、やる価値はありです!

⑤【外部サービス】家事代行を頼んでみる

家に帰ってきてから掃除や洗濯、ごはん作りなどもう家事は一切やりなくない!そんなときは、家事代行を頼んでみるのはいかがでしょうか。今は2時間2,000円くらいで頼める家事代行もあります。家事代行には抵抗のある家庭も多いのですが、いざ頼んでみると「もっと早く家事代行を使えばよかった!」優しく声をかければきっと覚えてくれると思う人も多いのです。

プロなので自分では気づかなかった部分の掃除をしてくれたり、おかずを作ってくれたりと、こちらも費用以上の価値が期待できます。

⑥【子どもの世話】ベビーシッターを呼んでみる

ベビーシッター

「家事はわりと好きだから自分でやりたい」といった場合は、逆にベビーシッターを呼ぶのも一つの手です。共働きでワンオペ育児の場合、子どもの要求に応えるだけでドッと疲れてしまうことがあります。そんな時、子どもの相手をしてもらえるだけでもだいぶ楽になりますよ。

ベビーシッターに来てもらって、その間に家事を済ませてしまえればストレス発散にもなります。きれいにした家でゆっくり過ごせますし、子どもも遊んでもらえて一石二鳥!

➆【しつけ・教育】子どもにできることをやらせてみる

掃除する子ども

3歳くらいになると、少しずつ自分で自分のことができるようになるので、子どもを家事の即戦力に育て上げるのも一つの手です。お皿を運んでもらう、コップを洗ってもらう、洗濯物を畳んでもらう、保育園の準備をしてもらう、掃除の手伝いなど。

最初は教える方も大変ですが、覚えてもらえれば大助かり間違いなし!「パパもママもお仕事がんばるから、〇〇ちゃんも一緒に頑張ろう!」と優しく声をかければきっと覚えてくれるはず。

⑧ママ友を作る

小手先のテクニックではありませんが、精神的なストレスがだいぶ楽になる点では近所にママ友を作ることをおすすめします。日々の出来事など話を聞いてもらえるだけでもストレス発散になりますし、仲良くなれば子ども同士も遊ぶようになり、お互い預かるくらいの間柄になれば、その時間はゆっくりできます。

できれば同じ共働きでワンオペ育児をしているママなら共感できる部分も多く、一気に仲良くなれそうですね!近所のママ友は多ければ多いほど、日々の生活面で助かること間違いなしなので積極的に声をかけてみることをおすすめします。

近所でなかなかママ友が見つからない時は、TwitterやインスタなどのSNSで作るのも一つの手!同じ境遇の人がたくさんいるので、きっと心の支えになるでしょう。ライフハックも見ていてすごくタメになりますよ。

⑨家事は「やらない」選択肢もあり!

共働きのワンオペ育児では家事を「やらない」選択肢も必要です。ただでさえ仕事と家事の両立が大変なのに、そこに育児も加わってしまうと、全然時間が足りません。とくに育児はなかなか時間の管理ができないもの。先述しましたように、ハプニングだって多いですよね。

洗濯やご飯の用意は毎日やる必要がありますが、掃除や整理整頓などは3日に1回や、週末にまとめてやる程度でも全然問題ありません。インスタなどのSNSを見ていると整ったおうちもたくさんあり、同じようにできないことにストレスを感じたり、自己嫌悪してしまうこともあるかもしれません。

けどここは割り切りましょう。できないものはできない。むしろやらなくても死にません。やらなくてもいい家事を見極めて、とことん省いてしまいましょう。

この記事のまとめ

共働きでワンオペ育児が疲れる原因や、要注意したいうつや離婚問題、今日からすぐにできるワンオペ育児が楽になる方法をまとめました。仕事をしているママって責任感が強く、家事を手抜きする~人に頼んだりする~といったことがなかなか苦手な人が多いのではないでしょうか。

ワンオペ育児が楽になる方法の一つに挙げた子ども用のミールキットを使うのは本当におすすめ。夕飯作りが楽できて、栄養も摂れて、さらに子どもが喜んで食べるので家族みんなが笑顔になれます!

記事内で紹介した「パクモグ」以外にも、自宅まで届けてもらえる幼児食はたくさんあります。ワンオペ育児で疲れて参ってしまっている方は、ぜひ便利アイテムに頼って、毎日のドタバタを乗り切りましょう!

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